髪の毛の乾かし方の基本【正しいドライヤーの使い方】
ドライヤーの役割は乾かす事とスタイリング
皆さんご存知かと思いますが、髪を洗ったあとタオルドライはしますよね。
でもその後のドライヤーが面倒で自然乾燥させてしまう方、女性でも多いです。
濡れた髪は雑菌が繁殖しやすいし、ホコリやカビが付着しやすい状態なのです。
キューティクルが開いて傷みやすく、
髪の健康によくありませんのですばやくドライヤーで乾かすようにしましょう。
正常な状態の髪の毛には10~15%程度の水分が含まれています。
濡れた状態の髪は水分が40%前後となり膨らんだ状態になっています。
この状態の髪は菌などを付着しやすいという事です。
ドライヤーの役割はもちろん髪を「乾かす」ことと、「スタイリング」の2つです。
速く乾燥させる方法と、自分好みの髪のイメージを作る方法を是非マスターしてほしいと思います!
ここでは髪の毛の乾かし方についてお伝えしていきます。
髪の毛の乾かし方の基本
ドライヤーで乾かすことを「ブロー」といったりします。
髪の乾かしかたは人それぞれですが基本的なやり方をマスターして、あとはお好みでアレンジして乾かして貰えれば良いと思います。
まずは洗髪後は髪をしっかりタオルドライすることが大事です。
濡れたままの状態でいると衛生上よくありません。タオルドライしたらドライヤーを使っていきましょう。
ここでのポイントは2つ
・なるべく短時間でかわかしたい
・しっかり水分を残さないように乾かす(オーバードライは注意)
ドライヤーを当てる順番の基本
ドライヤーのあてかたですが、しっかりタオルドライした髪にあてていきます。
ドライヤーは左右に揺らしながら1点に集中しないように、
10cm~15cmぐらい髪から距離を離して。近づけすぎると髪が傷む元になってしまいますので。
また、温風だけでなく冷風もつかいましょう。
ステップ1.
ドライヤーは髪の根元からあてていきます。8割ぐらいは温風でブローをして、あとは冷風にスイッチを切り替えて水分を飛ばして行くと髪に優しくなります。
手櫛でもいいですが、ブラシを使ったやり方をマスターした方がよいと思いますよ。
ステップ2.
中間(髪の根元と、毛先の間)の部分を乾かしていきます。ここでも温風をつかって8割、冷風で2割乾かしていくようなイメージです。
ステップ3.
あとは毛先ですね。やはり温風と冷風をつかって乾かします。毛先は傷んでたり乾燥がめだつ場合が多いので、保湿オイルをなじませたり、トリートメント剤を残しておくと良いです。
全体的にマイナスイオンドライヤーでトリートメントをしながら行うと熱によるダメージ軽減になりますし、艶感とまとまりのある髪になりますよ。
ドライヤーの使い方の細かい流れ
ドライヤーを使った髪の毛の乾かし方について、細かく流れを書いていきます。
ステップ1.
耳の後ろから後頭部は最も髪の量が多い場所なのでここから乾かしていきます。ドライヤーは上から温風をあてていく感じで、片方の手で手櫛をつくって揺らしながら乾かしていきましょう。ドライヤーの送風口が外せるなら外して広範囲に風を送ってもOKです。
ステップ2.
次に頭頂部~サイドの根本を乾かしていきます。やはりドライヤーを上からあてて片方の手で手櫛をつくり揺らしながら乾かします。ドライヤーは温風です。
ステップ3.
前髪の根本を乾かします。やはりドライヤーと手櫛で左右にゆらしながら乾かします。
ステップ4.
ハチまわりを乾かしていきます。ハチまわりというのは頭の両サイドのいちばん出っ張った部分です。
ハチまわりの左側を乾かす場合は、左手でドライヤーを持ち耳の後ろから温風をあてます。
右手で手櫛を作り内側から前に髪をもっていきます。
ハチは髪が多いので面倒でなければ上と下にわけてドライするとやりやすいかも。
ステップ5.
髪の中間~毛先までを乾かしていきます。
女性の場合は髪の量が多いので後頭部はセンターに分け目を作って左右にわけます。(短時間乾燥のために髪を4つにわけてもOKですよ。)
髪は肩から前に出して。左側を乾かすには左手でドライヤーをもってやはり後ろから前へ温風を当てていきます。
ステップ6.
顔まわりの髪(毛先)をかわかして整えます。手櫛は内側から入れてドライヤーは上からあてていきます。
以上で、髪の毛の乾かし方は終了です。
温風が強すぎる場合は冷風にスイッチを切り替えて髪を傷めないようにするのがコツです。また乾燥のぐあいは最低8割がた乾かせればOKですよ。