このページではホームページ集客の基本を解説します。
・何を書けばよいかわからない、を解決
・見込み客を集めることが出来る記事の作り方を伝授!
・費用ゼロ円、自分の作業時間だけでOK
・このページの深い読込みでの理解が必要
・何記事も書く作業量と修正をする根気が必要
このページは長いのとノウハウが書かれているのでじっくりお読みいただくために、ブックマークされることをお勧めします。
さて、店舗や事業所でビジネスを展開されている方にお会いすると以下のようなことをよく言われます。
・パソコンが嫌い
・ホームページはあるけど、役に立ってるかわからない
・ブログやHPはあるけど何を書いてよいかわからない
また書いてるブログを見せてもらうと次のような記事になっていて大変恐縮なのですがアドバイスさせてもらうこともあります。
・記事の文字数が少ない(3~4000文字は欲しい)
・ただの日記になっている
店舗を運営する本業があるのにさらにパソコンを覚えてホームページ集客までしなきゃいけないと考えるととても大変に思えてきます。
集客を頑張りたくないなら、人通りの多い路面店でたくさんの家賃を払って大きな看板で出店したらどれほど楽か。
その費用を削ったのなら頭を使って額に汗をかきながら集客も頑張らないといけないのではないでしょうか?
実際大変だと思いますがホームページやブログでの集客力はバカにできないモノがあります。いま記事は書いてるけど上位表示が出来ない、来店に繋がってない気がするという方に参考にしていただければと思います。
このページでは「何を書けばよいかわからない」を解決します。
そして書いた記事からホームページへのアクセスを増やして、来店に繋げます。つまり「集客効果のある記事の作り方」もわかります。
ホームページ集客① お店の概要を書く
お店や事業所のホームページとして必要最低限のメニューを書きましょう
集客以前の問題ですがこれらは当然必要になる記事です。1ページ1ページ丁寧に作成しましょう。
・料金表のページ
・メニューのページ
・お店へのアクセス方法や地図
・問い合わせページ
・運営者情報
・個人情報保護方針
こういっためったに変わらない静的なページは必ず必要です。
よく料金表を出しておらず「ご相談ください」「問い合わせください」「お見積り依頼ください」と書かれているページがありますが、その時点でお客さんは他のお店に行っちゃいます。親切に料金を書いている明朗会計のお店のホームページを探し始めるからです。
またこれらに加えて
・クーポンやキャンペーン
・店主のブログ
があっても良いでしょう。
さらに次の章で説明するような内容も書いていくことになります。こちらの方も重要です。
ホームページ集客②
見込み客たちがこの人に会ってみたいと思える記事を書く
ホームページの見た目を整え、会社・店舗・事業所の情報を適切に伝えましょう。
さて、お店の概要や料金やアクセス方法に加えて他にもやることがあります。
それは見込み客があなたのお店を選んでくれるようにすることです。
あなたのサイトやブログで見込み客が知りたい情報を見つけて満足したものの他の同業者ライバル店に行ってしまっては意味がありません。
・このサイトは誰が作ったのか
・どんな理念で事業をしているのか
・どんな人(会社)が運営しているのか
・あなたのお店だとどんなメリットがあるのか
・あなたのお店の強みは何か
・なぜこのブログを誰のために書いているのか
といった人となりを知ってもらって、わざわざ時間を使ってお店に来るというハードルを越えやすくするとよいでしょう。
この人に施術してほしい
このお店でカットしてほしい
この人に相談したい
この人ならなんとかしてくれるかも
このお店は美味しそうだ
この事務所で依頼したい
そんな気持ちになってもらえたら最高です。
ご自身の写真やスタッフが懸命に働いている姿もサイト上に掲載しておくとよいです。
ビデオレターのように動画をYoutubeにアップしてみてもらう試みも最近では有効です。(Youtubeに関してはまた別途やり方を紹介しますが、取り急ぎサイト、ホームページ、ブログでの表現に注力してください)
ホームページ集客③
見込み客たちが疑問に思っていることを解決する記事を書く
見込み客を集める記事を作成する方法を伝授します。
・まだ見ぬ見込み客たちが知りたい情報を把握します。
・Google検索に対するキーワードについて理解を深めます。
・見込み客たちが知りたい情報に応える記事を書きます。
私が最もお伝えしたい重要な事が「見込み客たちが知りたい情報に応える記事」とか「見込み客たちが疑問に思ってることを解決する記事」を書くことです。
実はこここそがこのページの主題です。じっくり読んでください。
これらはお店のホームページを見つけてもらうために必要な記事となります。
あなたのホームページを見つけてもらう経路
次のようにホームページを見つけてもらう経路はたくさんあります。
1.お店の名前で検索して見つける
2.GoogleマップやAppleマップでお店を見つけてホームページに来る
3.FacebookやTwitterやInstagramなどSNSで見つけて来る
4.悩みや疑問を解消しようと思ってGoogle検索してたら、たまたまあなたのブログに解決策が掲載されていて、そこからあなたのお店を発見する。(ブログからお店へ誘導する)
このような経路があります。
この中で言えば4番目を狙っていく記事になります。わかりやすく図示します。

今スマホで最も使われているサービスはGoogleなのですから、Googleで検索をする人達にアピールしていくイメージです。
以下、参考情報をご確認ください。
ブラウザ+アプリ利用者ランキング
1位:Google 6561万人
2位:Yahoo Japan 6033万人
3位:LINE 5816万人
4位:YouTube 5330万人
5位:Facebook 4617万人引用元: ニールセン調査2018年発表
日本人のおよそ半分がスマホでGoogle検索を使ってることがわかります。ここでの市場を取っていくことがホームページ集客の力点となります。
ちなみにスマホアプリのみの利用者ランキングは以下のとおりです。
1位:LINE 5528万人
2位:Google Maps 3936万人
3位:Youtube 3845万人
4位:Google App 3465万人
5位:Gmail 3309万人引用元: ニールセン調査2018年発表
アプリのみで見るとLINEユーザーに対してのアプローチもまた強力な集客になります。LINE@を使えばユーザーに直接メッセージを届けられるからです。LINEは集客というよりお客さんとのコミュニケーションツールとして利用するのが最近のトレンドですね。
Google mapsユーザーも非常に多い事がわかります。最近は店舗を探すのに最適なのがGoogle mapということがユーザーの間で認知されてきています。なのでGoogle mapの地図対策も集客力がありますので、ここも抑えるのが上策です。こちらは別途当サイトにてやり方を解説します。
さて、多くの知りたい情報を探すのにGoogle検索が最も使われていることが理解できたと思います。
ちなみにYahoo検索もGoogleのエンジンが使われてるので自動的に包含されます。
例えば「かぶれない美容室」で検索したり、「腰痛の治し方」で検索したりします。
検索した時にあなたの美容室ホームページに「かぶれない美容室」の記事があったり、あなたの整骨院のホームページに「腰痛の治し方」の記事があったら、それ経由でホームページを見つけてもらうことができます。
そこでお店へ誘導してあげればよいのです。
例えば
「うちのお店ではかぶれないカラーリングをしていますよ」や
「腰痛を治すのにウチに来てみませんか」といった具合です。
店舗ごとにどういった記事を書けばよいのかは次章のキーワードの章と店舗ごとのアドバイスページをご覧ください。
見込み客たちが知りたいことはキーワードでわかる
キーワードについて理解しよう
集客力のある記事を書く上で重要なのが「キーワード」の概念です。キーワードについてはこの後たびたび出てきますので是非理解してほしいです。
キーワードを理解していないと記事を書いても読まれない記事になってしまう事が懸念されます。
ここから少し難しくなってきますがついてきてくださいね。
キーワードが重要なのは上の③で紹介した「見込み客たちが疑問に思っていることを解決する記事を書く」ときに必要です。
キーワードというのは見込み客たちがどういった語句で検索という行為をするかです。
(例1)
たとえば腰痛で困ってる人なら次のようなキーワードで検索するかもしれません。
・腰痛
・腰痛の治し方
・腰痛 湿布
・腰痛 マッサージ
・腰痛 病院
・腰痛 整体院
・腰痛 整骨院
・近くの整体院
・安いマッサージ
・腰痛 器具
・腰痛 ベッド
・腰痛 椅子
・マッサージ シニア
整骨院、整体院、治療院、器具の販売をしているあなたのホームページにこれらのキーワードに対する回答、見込み客たちの疑問を解消する記事があれば、あなたのホームページに訪れてくれる可能性があります。
(例2)
たとえばママ友の集まりで幼児も一緒に入れる飲食店を探している人なら次のようなキーワードで検索するかもしれません。
・ランチ 幼児OK
・子供も一緒に入れる居酒屋
・ディナー ママ会
・離乳食持ちこみOK レストラン
・子供椅子あり カフェ
・おむつ台あり 居酒屋
もしあなたのお店がこういった要望に応えられるお店であれば、その内容をホームページ上に記事として記載しておけばアクセスしに来てくれる人も増えることでしょう。
飲食店についてはGoogle mapや、ぐるなび、食べログで検索する人も多いので、そちらの対策は別途必要ですが。
取り急ぎ自分が書いた記事だけで集客効果が出るのでぐるなびや食べログにお金を払う前にやっておいてよい施策なわけです。
(例3)
例えばどこに依頼してよいかわからず次のようなキーワードで検索してる人もいるでしょう。
・相続税
・相続争い
・相続 空き家
・相続 調査
・相続 どこまで
・相続 必要書類
・相続 渡したくない
・相続 分け方
・相続 遺言
これらのキーワードは相続診断士、行政書士、司法書士、弁護士などに関わるキーワードです。
事務所のホームページでこれらのキーワードに応える記事を書けばお客さんが来てくれる可能性も高まります。
キーワードに応える記事とは?
さっきから「キーワードに応える記事」という表現をしていますが、それはどういう意味でしょうか。
それを理解してほしいと思います。
「キーワード」=「見込み客の質問」
と捉えられますので、見込み客の質問に答える記事を書くことになります。
見込み客たちがなぜそのキーワードで検索したか背景を考えることが大事
何かしら調べたいことがあって検索という行為をしているわけです。
調べたいもの調べたい事、疑問に思ってる事、願望、要望、探し物、そういったものを表現するのが「キーワード」です。
彼らはどういった背景があってそのキーワードを検索したのか事例をいくつか見てみましょう。
あくまで想定です
キーワード:腰痛
→これは腰痛について調べている人たちです。検索するのは複数の人ですので彼らにはいろんな背景が考えられますよね。
・腰痛という症状について調べたい人
・腰痛の治し方を調べている人
・自分は腰痛かもしれないと思った人
・腰痛の種類を調べようとしてる人
こんな人たちかもしれません。
キーワード:腰痛の治し方
→これはあきらかに腰痛の治し方を調べている人たち、というのが明確にわかりやすい事例です。
自分の腰痛かもしれないし、親が腰痛で親はスマホを使えないから代わりに子供が調べてる可能性もあります。
とにかく腰痛を治したいのが背景にあるのがわかります。
キーワード:腰痛 湿布
→こちらはちょっと特殊に見えますが。
・腰痛を湿布で治せるかどうか調べたい人
・腰痛に効く湿布の商品を探している人
こういった人たちかもしれません。
キーワード:ディナー ママ会
→ママ会むけの夕食が食べられるお店を探している人たちです。
この時点では店のジャンルは決まっていないこともわかります。居酒屋/レストラン/エスニック料理/和食/中華/おしゃれなお店/ブッフェなども考えられます。
また子供も来るかもしれないし、子供は来ないかもしれない。この点もはっきりしません。
このキーワードからわかるのは夕食であって複数人の女性(ママ)であるということです。
キーワード:離乳食持ちこみOK レストラン
→このキーワードはあきらかに幼児も一緒に入れるレストランを探している人たちです。夫婦かもしれないしどちらか一方かもしれませんしおじいちゃんおばあちゃんもいるかもしれません。けど確実に幼児は来るでしょう。
それがこのキーワードを検索した人たちの背景です。幼児向けのメニューのあるなしに関わらず幼児のための離乳食を持ってきて食べさせてもよいお店をさがしていることがわかります。
キーワード:相続争い
→このキーワードはかなり様々な背景を想定することができます。
・相続争いによって何が起こるか調べるかもしれないし
・相続争いのまっただなかで困ってる人たちかもしれないし
・相続争いがおこるまえに準備を使用としてる人かもしれない
既に争ってるのであれば弁護士の出番でしょうし、まだ死んでなくて争いが起きないように準備しようとしてる段階であれば行政書士や司法書士が役に立つかもしれません。
キーワードを検索してる人たちからすればまだ誰かに依頼をしようとはしておらず情報収集をしている段階の人が多いと思います。
慣れてくればキーワードを検索している人の背景を考えられるようになってきます!
見込み客たちの背景を想像することは記事を書くことを簡単にしますので、ぜひ訓練してみてください。
キーワードを考えればどんな記事を書けばよいかがわかる
ということで「キーワードに応える」ことを念頭におけば記事が書けるようになるのは理解できたかと思います。
具体的に何をどんな順番で書くかはまた一段階先の話です。けれどもお客さん候補の人達が探している情報を記事で提供してあげる事がメインだということは理解しておいてください。
すなわち次のステップではあなたのビジネスにおける「キーワードを探す」「キーワードを選定する」「キーワードを想像する」ことが必要となります。
あなたのビジネスでキーワードを考えてみよう
事例ですがいくつかのビジネスを列記し、キーワードを想像してみようと思います。
事前に用意したものではなくて今まさに思い付きで私が考えます。
結婚相談所を例に挙げてみましょう
結婚相談所といってもたくさんあります。大手の楽天やイオンが運営しているようなものもあれば、地元密着で世話好きのおばちゃんが個人でやってるところもあります。
まずはキーワードを考えてみます。
・結婚相談所 地名
・結婚相談所 体験談
・結婚相談所 料金
・結婚したいのにできない
・結婚したい 女性
・結婚したい 職業
・婚活 40代
・婚活アプリ おすすめ
・婚活 話し方
・彼氏欲しい 社会人
取り急ぎ10個考えました。けど婚活中の男女が検索するキーワードってもっともっとあります。100個や200個じゃきかないと思います。もう無数にある。とにかくたくさんのキーワードを考えることが大事です。ここは質より量です。
たくさん考えてみましょう。ツールを使って簡単に検索されているキーワードを出すやり方は後述しますが、自分の頭で考える訓練をしておくのもよいと思います。
キーワードがどれぐらい検索されているのか
キーワードは無数にありますが、その中でもたくさん検索されているキーワード、少なく検索されているキーワードがあります。
キーワードの検索数(ボリューム)はツールを使って調べられますので、はじめはあまり理解してなくて大丈夫です。
図を見てください。
例えば「結婚相談所」で検索する人は1ヶ月あたり日本全国で40500人いることがわかります。
例えば「結婚したいのにできない」は210人いることがわかります。
この数字はあくまで目安です。月によって変動しますがだいたいこれぐらいの人がGoogleを使って検索してるんだなというのがわかってもらえれば良いと思います。
キーワードを分類してみる
見込み客が検索するキーワードを分類することができます。ここで提案するキーワードの分類は私が勝手につけたものであって世間一般ではありません。(世間一般で使われる分類もあると思いますが)
1.店舗名KW
→まさにお店の名前で検索されたキーワード。
例)スターバックス、ライザップ 料金、吉野家 キャンペーン
2.サービス名業種名KW
→サービスの名称や業種の名前を含むキーワード
例)マッサージ 腰痛、ヘアサロン 予約なし、リサイクルショップ 高価、司法書士 安い
3.地名系KW
→地名(市町村など)が含まれるキーワード。サービス名、業種名とともに使われる。
例)エステサロン 柏市、世田谷区 コインパーキング、 池袋駅 ラーメン
4.悩み系KW
→悩み系のワードを含むキーワード
例)仕事辞めたい、彼氏できない、腰が痛い、子供いじめ、勧誘
5.願望系KW
→悩み系KWとは逆の願望ワードを含むキーワード
例)彼女欲しい、早起きしたい、美味しい中華料理、しわを取りたい
6.メニュー系KW
→業種のメニューを含むキーワード
例)家事代行、遺書作成、近くのタイ料理、建売住宅、インプラント、脇脱毛
7.料金系KW
→料金、お値段に関わるキーワード。業種KWとともに使われる。
例)顧問弁護士 料金、安い託児所、パーマ 値段、飲み放題コミ3000円
8.情報探し系
→その他何かしらの情報を探しているキーワード。いますぐの来店や購入にはつながりにくいキーワード。
例)退職手順、海外旅行チェックリスト、台湾の天気、車の名義変更、空き家どうする
必ずしもこれらの分類に当てはまるわけではありませんのでゆるく分類してOKです。
例えばサービス名+料金系KWなんてのもあるでしょう。→「フレンチ リーズナブル」
サービス名+悩み系KWだったら→「料理教室 勧誘なし」とか。
ということでキーワード探しのヒントにしてください。
そのキーワード本当に検索されてる?
キーワード選びに活用できる無料ツール
キーワードをたくさん考えたものの、実際にそのキーワードが「検索」されているかも重要です。
検索されていないキーワードに応える記事を書いたところで誰もあなたの記事を見つけられない可能性が高いのです。
誰が、あなたが書いた記事を、どうやって見つけてホームページに来るのか?
これはキーワードによってのみ、見込み客とホームページを接続ができるのです。だから検索されてる数がわりとあるキーワードを選択しないといけません。
もう1度この図を見れば、なるほど、と思ってもらえるかもしれません。

さて、実際に検索されているキーワードを抽出できる無料ツールがありますので紹介します。実際自分でキーワードを考えられなくてもこれらのツールを使えば簡単です。
・関連キーワード取得ツール
http://www.related-keywords.com/
これ私も長年ずっとお世話になっているツールです。ありがたや~(^人^)
左上の枠にキーワードを入れて取得開始を押せばズラズラっと出てきます。
動画で解説
・Googleキーワードプランナー
https://ads.google.com/aw/keywordplanner/
Googleアカウントを作ってログイン後にここからアクセス。
こちらも新しいキーワード発見のために活用できます。
動画で解説。Googleキーワードプランナーで新しいキーワードを発見する
Googleキーワードプランナーでどれぐらい検索されているかを調べる
新しいキーワード発見の他に、1ヶ月に何回検索されてるかも調べられます。
・Googleサジェスト
これはグーグルで検索したときに画面下の方に出てくるいくつかのキーワードです。
これらもGoogleで実際に検索されてるキーワードが出てきますので活用できます。
これら以外にも結構あるのでご自身で探してみてもいいかもしれませんね。
見込み客の欲求別のタイプを知ろう
マーケティングの世界でよく言われる見込み客の4つのタイプについてみていきます。見込み客がどんな状態なのか把握することができれば、彼らにとって最適な記事を書くことができます。
よく目にするのが次の4タイプ。
1.いますぐ客
2.おなやみ客
3.そのうち客
4.まだまだ客
ですが、私自身これらのタイプについて理解できていません。詳しく書いてある記事や書籍もありますが、実際に当てはめようとするといまいちピンと来ない。
なのでこのページでは以下の3つのタイプに分類したいと思います。
1.あなたのサービス(や店舗)を検討中の客
2.サービスを比較・検討中の客(あなたのお店には到達していない)
3.情報は探しているがサービスにお金を払う段階ではない客、サービスに気づいていない客
これに
4.すでに他でサービスを受けたことがある客
もうっすら入れておきます。
この3つのタイプ別に提供する情報(記事)の内容や店舗への誘導の仕方も変わるのが普通です。
たとえば1の「あなたのサービス(や店舗)を検討中の客」に対しては、すぐ「問い合わせをしてもらう」か「電話をかけてもらう」か「来店してもらう」といった申し出をするのが効果的です。
2や3の見込み客であれば、情報を提供しつつ「ウチで対応できますよ」、といった申し出をするのが効果的になりますよね。
1,2,3においてそれぞれ見込み客が検索するキーワードが異なります。キーワードを見ればどのタイプの見込み客なのか概ね把握することができます。
3タイプの見込み客は次の図のようなロート型(じょうご型)で表現することができます。
上の方が人が多くて下の方が人が少ないことを示しています。
「3何かしら情報を探している人」は非常に多くて、「2サービスや商品を探してる人」はその次に多い、「1あなたのサービスや商品を検討している人」はとても少ないと言えます。
やはり3や2の人に記事を読んでもらって1へ移行してもらう必要があることも表現しています。
キーワードと3タイプの見込み客の事例
私がリサイクルショップ「ハッピー屋」を経営してたとします。
1のタイプの見込み客であれば「ハッピー屋」「ハッピー屋 営業時間」「ハッピー屋 ロレックス」等のキーワードで検索していることでしょう。店舗の名前で検索してればまさにそうです。
2のタイプの見込み客であれば「リサイクルショップ 柏市」「リサイクルショップ 高価買取」「リサイクルショップ 出張」等のキーワードで検索しているかもしれません。この時点では私のお店のハッピー屋には気づいていない訳です。
3のタイプの見込み客であれば「ロレックス 本物鑑定」「貴金属買取 相場」「家具を処分したい」「安い子供服ショップ」等のキーワードで検索しているかもしれません。
すなわちキーワードによって3つのタイプの見込み客かどうかがわかるわけです。
あなたのビジネスに関連するキーワードを前項の作業で100~200個ほど出したなら、それぞれ1~3のタイプに分類してみましょう。
これもどんな記事を書けばよいか、というヒントになります。
上位表示するためのキーワードを意識した記事の書き方
見込み客によって特定のキーワードがGoogleで検索されたときに、あなたの記事が一番上に出てくればタップ(クリック)して訪れてくれる可能性が最も高いです。
逆にあなたの記事がGoogle検索結果の最初の1ページに出てこなければもはや誰もホームページに訪問することができないかもしれません。
この業界では狙っている検索キーワードでGoogle検索結果の1位~5位に入る事を「上位表示」なんて言ったりします。上位表示するためには記事のタイトルの設定と記事の書き方が重要です。
記事のタイトル設定と書き方については別のページにて紹介いたします。
ホームページ集客のための記事何を書けばよいの?まとめ
以上です。このページでは「見込み客を集める記事の作り方」を解決しました。
・最低限のお店の情報を書く
・信頼されるお店であることを見せる記事を書く
・見込み客の検索キーワードに応える記事を書く
この3本柱です。
この時点ですでに記事を書き始めることもできます。ご自身のレベルに応じて先に進んでください。
ホームページへの記事投稿に関しては失敗してもあとから修正できますので、どんどん作業を進めて慣れるほうが良いと思いますよ。
取り急ぎ50記事~100記事書くのを頑張ってみてください。習慣化されて慣れると思います。
一連の流れを動画で
ここまでの内容について一連の流れを動画で録って公開しようと思います。初心者向けです。
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