派遣の仕事を辞める方法・手続き・流れ
派遣の仕事を辞めたいときに真っ先に伝えるべきなのは、派遣会社の営業の人です。
できれば顔を合わせたときに、「ちょっとご相談があるのですが」と切り出して、人に聞かれない場所で辞めたいという意思表示をしましょう。
派遣会社に連絡もせずに「仕事を辞めます」といきなり職場の同僚などに伝えて、後から派遣会社が知るというのは絶対にあってはならないことです。
派遣会社からは引き止めを受けることがありますが、強い意志を伝えると、契約終了前でも辞められます。
手続きは派遣先と派遣会社のスタッフがしてくれることが多く、意外にあっさりと辞めることができます。
気を付けたいのは「信用を失いませんか」という事ですね。
契約満了前に辞めることは通常あってはならないことです。派遣とはいえ1度決めた仕事を自分の責任で辞めることは職場や派遣会社の信用も落とすことになります。
社会人としてのあたりまえができないから派遣に甘んじている現状が見えてきます。次の仕事にアサインしてくれなくなる原因にもなるのでくれぐれも気を付ける事です。正社員への道も遠くなります。
派遣を辞めて正社員になりたいなら
派遣の仕事を辞めたいという理由のひとつに、正社員として働きたいからというのがあります。
正社員になれるのは、リミットは30歳半ばと言われており、それ以降から急激に難しくなります。
正社員になりたいなら、たとえば同じ派遣社員でも誰にも負けない能力のある人、身近に採用権のある人がいて、その人に気に入られることなどが必要です。
その会社でなくて良いなら、ハローワークでもいいですし、転職サイトなどを利用してもいいでしょう。
近年では正社員採用が拡大しつつある状況で、転職サイトや転職エージェントなどでも派遣から正社員への雇用が増えつつあります。
紹介予定派遣の求人への応募
派遣社員から正社員になれる道として、紹介予定派遣という求人があります。
これは派遣先の会社に正社員として直接雇用することを前提に派遣スタッフとして働く求人です。
企業と自分の合意があれば、正社員として雇用されます。
派遣期間は最長で6カ月です。
入社前に社風や職場の環境を確認できるメリットがあり、派遣先もその人の仕事ぶりを確認できる長所があります。
正社員のための転職サイトを使おう
近年の転職事情として、紙の媒体による求人は廃れつつあり、ネットでの求人が主流です。
数多くの転職サイトがあり、派遣社員から正社員になるための方法として幅広く利用されています。
欧米式の転職エージェントというのも定着しつつあります。
エージェントに登録した人のスキルやキャリアアップなどを考慮しつつ、その人に合った求人を紹介して、就職を成功させるという趣旨の会社です。
きめ細かい対応をしてもらえるため、正社員になりたい人にはうってつけでしょう。
多くの有名企業が、中途採用を転職エージェントに非公開求人として出す傾向が強くなっています。
