仕事を辞めたいと思う理由は人それぞれで、実際に辞めるきっかけは1つでもそれまでに職場で色んな「嫌」な事が起こっているのです。ここでは仕事を辞めた人がどんな理由で辞めたのかランキング形式でお伝えします。
仕事辞めたい理由ランキング
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第1位:人間関係
仕事辞めたい理由ランキング1位は、やはり「人間関係」となりました。
職場の人間関係は仕事を継続することが耐え難い理由となりえます。
上司に毎日怒られる、自分だけ疎外されている、仕事を教えてくれない、嫌な先輩がいる、嫌がらせされる、上司にはヘコヘコ後輩には偉そう、嫌な仕事ばかりふってくる、むかつく後輩がいる、そもそも社長が嫌い。
なかには取引先が横柄で横暴で土下座まで要求された、なんて事例もあります。人間関係がきっかけでうつ病になって辞めた方も多いです。
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第2位:やりがい
若い方で仕事を辞めたい理由ランキングを作ればかなりの割合を占めます。いったん仕事に就いたけど自分がやりたい仕事じゃなかった。希望の部署に配属されなかった。本当はもっと上を目指せそう、一生この仕事をやるのは嫌だ。といった思いからです。
50代、60代になってから本当にやりたい仕事を求めて転職される方もいるほどです。自分の心に嘘は付けません。家族が居る方はやりがいばかりを追い求めてはいけない事情もありますが、人生一回きり、と考えもあるでしょう。
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第3位:会社の将来性、給料
今の会社に勤めていても規模が大きくなる見込みが無いし給料が増えない、家族を養える気がしない、結婚できない。もう何年も勤めているけど残業以外で給料アップが見込めない、ベースアップも回ってこない。収入は会社を辞める理由ランキングでも2位の「やりがい」と同じぐらいです。
お金は生活の幅や目指すライフスタイルに繋がる面もありますから将来性が無ければ他に早めに移った方が傷が浅いと言えます。
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第4位:時間が無い、残業が多い
1年中忙しい会社もあります。また土日や祝日、夜間対応が必要な職種もあります。若いうちは仕事を覚えるために無理をしても良いでしょうけど、30代を超えていると体力的な問題が出てきます。自分の時間が取れなければ何のために仕事をするのか意味がなくなってしまいます。猛烈に働くことに終止符を打って辞める、という事ですね。
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第5位:仕事内容
入社したら思ってた仕事と違う、というのは事前の調査漏れが原因ですので本人の責任です。そうではなくて好きでスタートした仕事なのに嫌になってしまうケースもあります。会社の売上ノルマが厳しいとか、売上至上主義が合わないとか、顧客の為にならない気がする‥といった繊細な方です。
仕事辞めたいランキングといっても多いのはこの5つと出ました。他にも様々な理由で辞めますがその理由が何個も何個も積み重なっていきます。
仕事を辞めたい理由ランキング(番外編)
少数ではありますが切実な想いとして次のような事もあります。
親の介護をするために辞めたい
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本当に老齢の親を介護するために、田舎に帰るために仕事を辞める方は多いです。
介護までじゃなくても実家の跡継ぎのためとか、親が仕事を辞めてその仕事を引き継ぐためとか、そういった理由もあります。
どうにも会社が仕事を辞めさせてもらえ無さそうなときに放つ理由としても使えます。「実家の事情ならしょうがないよね」となって引き留めに合う可能性が少なくなるでしょう。
妊娠したいから辞めたい、妊娠したので辞めたい
女性の場合は妊娠したいけど会社の仕事が忙しいし自分が抜けたら迷惑がかかる、嫌味を言われるかもしれない‥という事で妊娠をためらうケースもあるようです。
妊娠は家族や子供の人生にも影響があるイベントです。仕事よりも大切だと思います。自らの人生を優先し仕事の奴隷とならないようにして欲しいと思います。
また一方では、既に「妊娠したので辞めたい」という理由も挙げられます。つわりの時期はとても大変で職場に行くのも1日仕事をするのも辛いでしょう。産休や育休がある職場なら制度を活用させてもらうのも手です。
会社としては急に辞めてもらったら困る、となってしまいます。一般的に辞める1か月前までに通知(退職届)を出す必要があるので、計画的である方が望ましいですが。
仕事を辞めたい 理由がない
理由がない、という事は辞めるための、会社に説明するための理由を探しているのかもしれませんね。
こちらも確認してみてください。
けど、実際に、本当に辞めたいけどその理由が無いという方は多いです。
先ほども書きましたが職場内で様々な「嫌」を経験してきて、それが容器からあふれ出てしまった状態と言えます。
ハゲ上司に言われた一言がむかついて ← 辞める引き金
という事はありますけどね。だから理由がないのです。もう職場に行けるだけのエネルギーが無いと言えます。行かなきゃいけないのは解ってるけど身体がついてこない事もあります。この場合は精神的な病も考慮して心療内科に行く事をおすすめします。
